一般的な営業用の車両は普通車か小型のバンが利用されていますが、営業車をラッピングすると通常の営業を行いながら商品や会社の宣伝を行うこともできます。車両を宣伝用に使うメリットは、動いている広告の視認性の高さにあります。看板は常時同じ場所で立っているので、見慣れた場所では完全に存在感がなくなっています。車両が小型であっても動いている媒体は目を引くので、見た人の記憶の中にとどまる可能性は高くなります。

通常の営業車をラッピングすると表面積が小さいのでデザインやスペースは限られますが、ロゴやマークでわかりやすくすると一定の効果は期待できます。宣伝効果は見た人の記憶に残ることが大事なので、重要なキーワードを付け加えるだけでも認知率は上がります。ルート営業でもない限り訪問する営業先のエリアは多方面になるので、人通りの多い時間帯などが把握できていれば、コースに組み込むことで営業先を回ることと同じ効果が期待できます。営業用の車両に合わせて配達用の車両は大きめのサイズのものが使用されているケースも多いので、営業車と同様にラッピングするとより幅広く宣伝することができるようになります。

大賀方のバンであれば荷物の運搬も多いために一定のコースではなく、必要なコースを走ることになります。不特定多数の人にアピールする場合には、大型の車両であれば広告のインパクトも増大します。自社で拡販したい商品をピックアップするだけで広範囲な地域に宣伝することが可能になります。