営業マンが顧客の下に出掛ける時に利用する営業車にラッピング広告を施すことは一般的になっています。ラッピングは特殊フィルムに印刷を行う、それを車両に貼り付けるだけで良い、別の広告を車両に施す時には、現在のフィルムを剥がせば、下地も痛めることなくそのまま次の広告を貼り付けて営業に出掛けることもできます。塗料を使う場合には、下地をきれいに戻すための剥離は容易なものではなく、剥離の仕方に応じて前の広告をうっすらと見えてしまう可能性も出て来ます。営業車は営業マンなどが利用するビジネスの道具の一つですから、見栄えが悪いと営業にも悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

営業車両を多数確保している場合でも、ラッピングなら台数分のフィルムを印刷して貰い、それを専門業者にお願いして貼り付けて貰うだけで済むので、工数自体も削減できますし、広告費についても印刷部数を増やせば、1部当たりの単価も下がり、経費の節減にも役立てることがでます。ちなみに、営業車は毎日利用する車両ですから、数日間施工のために車両を業者に預けることは難しいと言えましょう。ラッピングの場合は、印刷が行われたフィルムを車両に貼り付ける形の施工になるので、短時間で完了するなどからも営業への支障を最小限に抑えられるメリットも持ちます。10台や20台などの営業車を確保している企業にとって、ラッピングによる広告手法は経費だけでなく、時間の節約も可能にします。