自動車のガラスコーティングは、塗膜の上に硬い皮膜を形成し、ガラス特有の光沢と撥水性能があるほか、傷が付き難い性質を持っています。ガラスコーティング施工後に自動車が汚れた場合は、簡単な洗車程で再び光沢や撥水性能が出ますが、皮膜は非常に薄いので洗車機を使うと傷付きの原因となりますので、必ず手洗いで行うようにします。洗車する前に、シャーノズル付きのホースとバケツ、マイクロファイバータオル、カーシャンプー、スポンジなどを準備し、衣服のボタンや装備しているアクセサリーによって自動車に傷付ける可能性があるので適した格好で行い、直射日光の当たる場所はウォータースポットやイオンデジポットの原因となるので、曇りの日や日陰などで行います。準備ができたら自動車全体に水をかけて、大まかな砂利や埃などを落とした後、水をかけながらマイクロファイバータオルを使って、タオルを滑らすようにして水洗いをします。

次に、バケツにカーシャンプーと水を適量入れ、十分に泡立たせてスポンジに適量取り、滑らすようにして自動車を洗った後、水をかけて洗剤を洗い流し、マイクロファイバータオルで完全に水分を拭き取って終了となります。カーシャンプーは乾燥すると焼き付き、塗装面にダメージを与えてしまう恐れがあるので、必要に応じてパーツ毎にシャンプーし、水で洗い流す際、撥水効果や光沢が薄れてきた場合はガラスコーティングの皮膜が薄くなり、効果が薄くなってきているので再施工する目安となります。