駐車場には自走式と機械式の2種類に分けられ、前者は自動車をドライバーが運転し入庫と出庫を行う方法であり、立体駐車場をはじめとして平面駐車場もこちらに分類されます。後者は自動車の注射に機械を用いるもの全般を指します。その中でも様々な施設などで導入されている「自走式立体駐車場」の特徴は、平面駐車場と比較した場合こちらは屋根があるので直射日光や雨風から自動車を守ることができるメリットを持ちます。ただし自走式立体駐車場であっても最上階は屋根がないので、車を汚したくないという場合には下の階を使用するようにしましょう。

空間を立体的に使える分、駐車台数を多く確保することができる点に優れており、セキュリティ面も比較的安心です。一方で自動車の入庫と出庫の手間は平面駐車場にやや劣りますが、慣れれば問題なく入庫・出庫することができるといわれています。そして機械式に比べると車の高さや重量の制限がないため、比較的どのような車でも使用することが出来ます。ただし車高に関しては条件付きとなるケースが多いです。

さらに自走式立体駐車場にはそれぞれ各階にまたがる専用スロープとフラットな駐車スペースを連結させたフラットタイプと、フラットな駐車スペースを半階ずつ段違いにずらし、それぞれをスロープで結んだスキップタイプ、緩やかな勾配の床全体をらせん状にし、自動車の昇降用スロープを兼ねる形で設計された連続傾床タイプがあります。